神戸の野菜を食べる EAT LOCAL MARKET
我が家は夫婦二人暮らし。
主人が料理好き、というかむしろ主婦のように自然と日々の三食を用意してくれるので、私はもっぱら掃除・洗濯大臣です。 手作り石鹸を作っていますからね。
いちょう切りって何?と包丁を持つ手が覚束なかったあの頃から、主人は目覚ましい成長、魚の下処理も三枚おろしも、汁物は味噌汁にとどまらず、粕汁、豚汁、中華スープ、アジアスープ、そして粕漬けや鶏ハムの仕込みを日々計画的に進め、完璧に効率的な動きで、さささっと数皿並べてくれます。
土曜になるとわざわざ遠方の(市内だけど)大きな農協に出かけていき、美味しくて安くて、大きな神戸野菜を買いこんでいるわけです。このへんでは六甲のめぐみがおいしいですね。農協の野菜は、さすが朝採れ、本当に元気。オーガニックの野菜も少しあります。ほぼ毎週通い、3、4000円分くらい買って、夫婦でもりもり食べています。
そんなこんなで、農協で神戸の野菜を買うようになって、7年ほどになるのですが、毎週車で遠くまで出かけて帰ってくるのがやや億劫で、行って帰って、気が付いたらお昼をとっく過ぎて、ご飯を作って、気が付くと夕方です。
本当は、近所に同じような野菜があれば嬉しい。でも残念ながら、スーパーのお野菜は、県外、遠いところから届いたものしかなく、遠路はるばる来たために、すでに元気もなく、一見元気そうでも、持ちが悪いものが多いのです。
そして、どうせなら、楽しく買い物がしたい。野菜自体には魅力があるけれど、特に誰と交流するでもなく、ただ野菜を選んで買っている。
フランスで見かけたマルシェのように、田舎で見かける朝市のように、楽しみながら買い物ができればいいのにな、街の景観をつくるマーケットがあればいいのに、と悶々していました。ずっと。スーパーは、美しい景観とは思えない。でも、マルシェって景観として、美しい。なぜだろう?
そんな折、2015年の秋ごろから神戸でファーマーズマーケットが始まりました。ありがたいことに。そしてこの春から、本格的にスタート、春の部は先日終了し、次回は7月から。
EAT LOKAL KOBE
http://eatlocalkobe.org/
マーケットで神戸を楽しくしたい人と、神戸を元気にしたい市政と、マーケットで買い物がしたい私たち神戸市民と、思いが重なって、今とてもいい方向に動いているようです。 神戸で採れたものを、神戸の人が食べること。 案外、できていなかったことですからね。ある意味原点というか、シンプルな仕組みです。地産地消、村ひとつの中ですべての活動が完結するのが、私の思う理想のひとつでもあったりします。例えば、皆がそれぞれに日用品を売って、お互いに買う感じです。食べ物を作る人、竹で道具を作る人、ござを作る人、薬草を集める人、いろいろな人。
そして皆が楽しく通えるのは、東遊園地の、濃く潤った緑や花の多い空間であること、センスよくデザインされたディスプレイで、景観的にも美しいこと。
きれいなんです、何やらいい具合に素朴で可愛いんです。こういうのは、わざと可愛くした感が出ているとよくなくて、あくまで自然に、が良いのです。
若くて元気な生産者さん、農家さんに直接対面し、ハーブや野菜の食べ方を質問できますし、なぜ農家になったのか聞くこともできます。 地下足袋を履いたお兄さんがハーブを販売しています。フランス人のお兄さんがタルトを販売しています。濃い豆乳、朝ご飯や、珈琲、特製ドリンクをその場でいただきます。新鮮なうみたて卵に、皆が引き寄せられています。子供たちが、走り回っています。
私も時々マーケットに出かけては、農家さん、生産者さんとお話をするのですが、今までになかった楽しみができて、生活の彩りに、なりつつあります。わいわい、わいわい、和が広がっているんですね。これからも。
主人が料理好き、というかむしろ主婦のように自然と日々の三食を用意してくれるので、私はもっぱら掃除・洗濯大臣です。 手作り石鹸を作っていますからね。
いちょう切りって何?と包丁を持つ手が覚束なかったあの頃から、主人は目覚ましい成長、魚の下処理も三枚おろしも、汁物は味噌汁にとどまらず、粕汁、豚汁、中華スープ、アジアスープ、そして粕漬けや鶏ハムの仕込みを日々計画的に進め、完璧に効率的な動きで、さささっと数皿並べてくれます。
土曜になるとわざわざ遠方の(市内だけど)大きな農協に出かけていき、美味しくて安くて、大きな神戸野菜を買いこんでいるわけです。このへんでは六甲のめぐみがおいしいですね。農協の野菜は、さすが朝採れ、本当に元気。オーガニックの野菜も少しあります。ほぼ毎週通い、3、4000円分くらい買って、夫婦でもりもり食べています。
そんなこんなで、農協で神戸の野菜を買うようになって、7年ほどになるのですが、毎週車で遠くまで出かけて帰ってくるのがやや億劫で、行って帰って、気が付いたらお昼をとっく過ぎて、ご飯を作って、気が付くと夕方です。
本当は、近所に同じような野菜があれば嬉しい。でも残念ながら、スーパーのお野菜は、県外、遠いところから届いたものしかなく、遠路はるばる来たために、すでに元気もなく、一見元気そうでも、持ちが悪いものが多いのです。
そして、どうせなら、楽しく買い物がしたい。野菜自体には魅力があるけれど、特に誰と交流するでもなく、ただ野菜を選んで買っている。
フランスで見かけたマルシェのように、田舎で見かける朝市のように、楽しみながら買い物ができればいいのにな、街の景観をつくるマーケットがあればいいのに、と悶々していました。ずっと。スーパーは、美しい景観とは思えない。でも、マルシェって景観として、美しい。なぜだろう?
そんな折、2015年の秋ごろから神戸でファーマーズマーケットが始まりました。ありがたいことに。そしてこの春から、本格的にスタート、春の部は先日終了し、次回は7月から。
EAT LOKAL KOBE
http://eatlocalkobe.org/
マーケットで神戸を楽しくしたい人と、神戸を元気にしたい市政と、マーケットで買い物がしたい私たち神戸市民と、思いが重なって、今とてもいい方向に動いているようです。 神戸で採れたものを、神戸の人が食べること。 案外、できていなかったことですからね。ある意味原点というか、シンプルな仕組みです。地産地消、村ひとつの中ですべての活動が完結するのが、私の思う理想のひとつでもあったりします。例えば、皆がそれぞれに日用品を売って、お互いに買う感じです。食べ物を作る人、竹で道具を作る人、ござを作る人、薬草を集める人、いろいろな人。
そして皆が楽しく通えるのは、東遊園地の、濃く潤った緑や花の多い空間であること、センスよくデザインされたディスプレイで、景観的にも美しいこと。
きれいなんです、何やらいい具合に素朴で可愛いんです。こういうのは、わざと可愛くした感が出ているとよくなくて、あくまで自然に、が良いのです。
若くて元気な生産者さん、農家さんに直接対面し、ハーブや野菜の食べ方を質問できますし、なぜ農家になったのか聞くこともできます。 地下足袋を履いたお兄さんがハーブを販売しています。フランス人のお兄さんがタルトを販売しています。濃い豆乳、朝ご飯や、珈琲、特製ドリンクをその場でいただきます。新鮮なうみたて卵に、皆が引き寄せられています。子供たちが、走り回っています。
私も時々マーケットに出かけては、農家さん、生産者さんとお話をするのですが、今までになかった楽しみができて、生活の彩りに、なりつつあります。わいわい、わいわい、和が広がっているんですね。これからも。
次回は2016年7月16日、9時〜12時半まで。
*春 毎週10回* 4月16日〜6月18日まで
*夏 毎週10回* 7月16日〜9月17日まで
*秋冬 毎週10回* 10月8日〜12月24日まで
場所 : 神戸市役所南側 東遊園地
日時 : 期間中の毎週土曜日 9時〜12時半
ですって。
シホ
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